精密機器の特性を知り、要求される運搬条件を知ろう。

精密機器の輸送条件

ある装置の例では、耐環境性として、「耐振動:10~ 57Hz、複振幅 1.5mm、X,Y,Z 各方向 3時間」「耐衝撃:15G/6ms」と言う指定が有りました。この指定数値から、輸送に使える運送会社各社のサービスを選定する事が出来れば良いのですが、素人には困難ではないかと思います。数値条件としては、振動や衝撃の他に、温度や湿度、さらに誇りなどについても、厳しい制限事項を持つ精密機器も存在すると思われますので、運送業者さんに相談を持ちかけて、これらの数値を提示して、より安全で双方が納得できる輸送について打ち合わせをするのが良いと思います。また精密機器のメーカさんも輸送手段については、既にある程度の経験値をお持ちのはずですから、メーカさんにも相談をするのが良いと思われます。

比較的小型サイズの精密機器の運搬条件

梱包は、最初に精密機器が入っていた梱包材を用いる。
もし他の梱包材を使用する場合は、本機の各方向に対して緩衝材をいれるのに充分な大きさのダンボールや木箱またはアルミの箱を用意し、本機をビニールなどで包んだ後に、その箱に収め、本機の各方向に輸送中の衝撃を吸収するように緩衝材を入れ、機器が箱の中で動かない様にします。次に箱の外側を梱包紐や粘着テープ、バンドなどでしっかりと固定し、できる限り振動を避け、温度は0℃~30℃、湿度は40%~80%に収まり、一日を通して温湿度の変化を少なくして運搬すること。
出来れば輸送に先立ち本機に付着した汚れやシミを拭き取り、次にあげる注意点を守る事。直射日光に晒さず、埃を避け、水滴が付着あるいは水滴を生じるような高湿度を避ける事。さらに活性ガスなど、機器が酸化する恐れが状況を避けること、温度は60℃以上またはマイナス20度以下にならない様にする事。