失敗事例から運搬計画の大切さを知ろう

大規模な精密機器運搬には充分な計画が必要

ある程度の規模を持つ精密機器の運搬や、とても高価な精密機器の運搬では、トラブルによる損失を防止する意味でも、送り主と輸送業者との充分な内合わせが良い結果をもたらすと考えられます。
とある運送業者さんの例では、「業者と送り主との打ち合わせ」「現場調査」「プランニング」「輸送・搬入」「解体・組立て」「据え付け」と言う工程が示されていました。
最初の送り主と運送業者間の打ち合わせでは、機器の特性の理解や、実機の確認が成される様です。
そして、現場調査では搬出入先のロケーションの確認、プランニングでは車両や作業者の選定、資機材の準備、搬出入ルートや最善の輸送ルートに予備ルート等の策定、さらに作業仕様書の作成と、効率の良い輸送プランの策定がされるそうです。
そしてその後の、輸送・搬入、解体・組立て、据え付けでは、運送業者さんによる、安全で確実な作業が提供される事となります。

失敗事例から学ぶ事前準備

搬出搬入に関る作業量の見積りや経路下見の不十分等による「納期遅れ」、搬出搬入口の「採寸ミス」、半出搬入日が異なる場合等一時保管場所の「倉庫手配ミス」、産業廃棄物や不用品の処分に関わる「想定外の出費」、養生不足や不注意や下見不足による「搬出元の設備の破損」、作業工程間違いや不注意、ラベル添付ミス等による「精密機器の破損」等が発生しがちな様です。
また、最近の精密機器は内部にソフトやデータを持っている物も多く、内部のソフトやデータの破損が発生することも有ります。ソフトやデータの破損防止は、機器の停止や機動の手順、注意するポイントについて、手順書を作成しておく等、送り主側が充分な事前準備をしておく事が大切です。
これらの失敗事例から、「充分な段取り」が大切で有ることが見えてきます。
某運送業者さんのホームページに書かれている「段取りが八割」は、本当にそうだと思います。